モリシさんの ビバ ボドゲ

モリシさんが遊んだり欲しかったりするボドゲを紹介します

すきもの

さて、このブログの栄えあるゲーム紹介第1作品は、「すきもの」。

まず、データから。 

すきもの
プレイ人数 2~6人
プレイ時間 30分
対象年齢 9歳~
ゲームデザイン 菅沼 正夫
発売元 グランディング株式会社

 

このゲームは、茶器店の小僧になり、店主からお給金をもらって全国から品物を仕入れ、あろうことか仕入れた品を店主に売りつけるというゲームです。

 売値は毎ターン変化し、売った品の数によってもターン内で変化するという、需要と供給の関係を手っ取り早く体験できる教育的なゲームといえるでしょう。(キリッ)

 

それでは、ゲームの紹介をしていきましょう。

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外見と取説。まぁまぁ日本風。取説は4ページで、説明はごく簡単にできます。

箱の大きさはA5程度。そんなに大きくはありません。

 

 

とりあえず、メインとなる商品カードの写真。

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裏面には、仕入れ価格が書いてあり、表面には商品の絵と名前、商品のグレードが書かれています。

同じ品でも仕入れ価格が違うものがあり、グレードの高い品ほど仕入れ価格は高くなります。ま、そうですよね。そして、グレードの低い品は価格が安いと同時に、同じ品物カードが多数枚存在しています。具体的には松グレードは同品種2枚まで、梅グレードは4~6枚くらいが全国に散らばっています。これが、このゲームの妙なのですが、説明はあとで。

品の中には、かの有名な平蜘蛛とか、九十九茄子とか、コーエーの某ゲームなんかを嗜んだ皆さんはにやりとする品もあるかもしれませんね。

 

 

ゲームのセットアップと進め方

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ゲームは、

→お給金をもらう

→買い付けの順番決め

→買い付けフェイズ

→売りつけフェイズ、勝利判定

→所望品ボードの再セット

を経て1ターン経過、再びお給金をもらう・・・という順で進んでいきます。

 

写真奥にあるのは所望品ボード。このボードにある所望品を日本各地から探してきて売りつけることになります。

ボードの脇には所望品カードの山。ボードから流れて行ったり、買われてしまった所望品カードを補充します。

 

その手前には、日本各地を8地区に分けて、商品カードを分配しておきます。

東山道から西海道までのカードの下に、おおまかに8つにわけた商品カードをセットします。枚数は正確に8等分でなくてもいいと思います。

 

プレーヤー(今回は二人)の前には、初期のお給金5両。このお金を元手にして品物を仕入れてボードにある価格で売りつけ、手持ちのお金を増やしていきます。

そうそう、ゲームの目的はお金を増やすこと。50両まで増えれば勝利です。

 

 

〇お給金フェイズ

 毎ターン5両お給金をもらいます。

 

〇買い付け順決めフェイズ

 専用の札を引いて買い付け順を決め、8つの地方から一つを選びます。まぁ、じゃんけんでもいいと思いますけど。重要なのは、この時はまだ品物を見てはいけないことなのです。

 

〇買い付けフェイズ

 よーいドンで先に選んだ山札のカードを見て、欲しいカードを選び、裏に書かれている代金を支払い、元の山札のあった位置に戻します。この一連の作業を早く終えた順に、次の売りつけフェイズを行います。

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どれを買おうか迷っているところ。

早く決めないと、売りつけの順が遅くなります。

 

〇売りつけフェイズ

 所望品ボードにある品を持っていれば、ボードにある価格で店主に買い取ってもらいます。直前の買い付けフェイズを終わらせるのが早かった順に売りつけられます。この時、売らずにターンを待つこともできます。この辺のアヤは後で説明。

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10両の値の付いた品を2枚まとめて買い取ってもらったところ。

「三島筒茶碗でございます」とか言いながらカードを出すと、雰囲気が出る。

・・・と、思いませんか?

 

勝利者判定

 売りつけフェイズが終わった時点で、手持ちのお金が50両を超えていればゲーム終了。一番お金持ちの人が勝者です。

 

〇所望品ボード再セット

 ゲームが終了しなかった場合、所望品ボードを再セットして、次のターンに進みます。所望品ボードの再セットについては、次に説明します。

 

 

所望品一覧ボードと、所望品と、品物売りつけによるゲームの駆け引きと。

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品物のグレード(松竹梅)によって、買い取り価格の初期値が違います。

梅は4両、竹は6両、松は10両です。

カードの上に表れているお値段が現在の買取価格です。

実は4両の下には2両、買い取り終了という値段も設定されていますが、これも説明は後で。

 

ターンが進むごと(再セット時)に、一番左の品は所望品ボードから取り除かれ、その他の品はそれぞれ左に移動し、加えて買い取り価格が一段階アップします。

写真だと、「姥口釜」が取り除かれ、「富士茄子」は買取価格10両になって一番左に移動します。その右側の品々も同様に移動していきます。

 

ただ、その前に、品を売りつけると売った分だけ価格が下がります。

つまり、売りつけフェイズで店主に「富士茄子」を6両で買い取ってもらったとすると、その瞬間に4両に値下がりするのです。

つまり、プレイヤーAが6両で売った後、同じ品をプレイヤーBが売ろうとすると4両でしか買い取ってもらえなくなるということです。

さらに!同じ名前の品は複数枚あると説明しましたが、複数枚の「富士茄子」を同時に買い取ってもらうこともできます。

2枚買い取ってもらった場合、買い取ってもらったプレイヤーは値が下がる前に6両×2枚を手に入れられるのですが、6両だった「富士茄子」は、一気に2両まで(6両→4両→2両)値崩れを起こしてしまいます。さらに、3枚同時に買い取ってもらった場合、買い取り終了となってしまい、所望品ボードから取り除かれてしまします。

・・・すなわち、他プレイヤーが同じ「富士茄子」を持っていた場合、焦付き商品となってしまうのです。

 

ただ、誰も売りつけずにターンが過ぎると品の値段が上がって行くので、早く安く安全に売るのか、リスク覚悟で値が上がるのを待ってから売りつけるのか、このあたりの駆け引きも楽しいものです。

 

そういった駆け引きを楽しみながら、どこの地方に買い付けに行くかを決め、万が一っていうか結構あるんですけど、所望品ボードにある品が見つからない場合でもめげずに先行投資として在庫商品を抱えておくかそれともこのターンは調査のみと割り切るのか・・・など、結構深く楽しめるゲームだと思います。

 

 

そんなこんなでゲーム終了

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写真では右プレイヤーが勝利。

お金の近くで表向いている品物は、焦付き商品・・・っていうか、先行投資で買ったものもあるんです!

 

 

モリシさんの勝手にカスタマイズコーナー
いつもだいたい二人でしか遊ばないので、取説通りのルールではいまいちしっくりこないことがあるんですけど、そんな時に勝手にカスタマイズしたルールを紹介するコーナーです。

今回の勝手ルールは二つ。
・勝利条件を100両に
 50両って結構すぐにたまるんで、もうちょっと長く楽しみたいなということで。
・お給金を3両に
 お給金が5両だと、お買い物が楽すぎるので少し減らしてみた。
 結構緊張感のあるお買い物ができるようになりました。